こんにちは。詐欺師です。



書くよ書くよ詐欺の おばたのお兄さんです。



気がつけば前回の〜2人きりでの食事編〜から

約2ヶ月が経ってしまいました。



僕の大好きな漫画家 あだち充先生作の【H2】の一コマで


デートに何時間も遅刻した主人公の国見比呂に対して、ヒロインの古賀春華が放った名言。


『待ってる時間もデートの内でしょ?

デートの時間は、長い方がいいもん。』



ねぇみんな

待ってる時間も、おばたのブログの内でしょ?




、、、


すみません、嘘です。お待たせ致しました。


今回は


  〜交際スタート編〜



初めて2人きりで食事をし、彼女の人柄に心を奪われ


僕ははっきりと『この人と付き合いたい』


と感じた。



あの食事から少し時が経った頃、彼女に会いたい旨を伝える。

次に会ったら、正式に付き合って欲しい

と言うつもりだった。



なんとかスケジュールを合わせることができ、彼女と会う約束をした。



以前のブログにも書いた通り、2人で会っているところを週刊誌にすっぱ抜かれてはたまらないので、またまた会うところを決めるのが難航する。



なんやかんやあって


彼女の家で会うことになった。



おいおばた。もうこれは、相当心を開いてくれているぞ!?訳のわからない若手芸人を安易(やすやす)家にあげるような女性じゃない。会ってみて、それは重々感じた。



だからこそ、僕は自分の誠意を、

この日ぶつけようと決心した。



彼女の家に行く当日。



送られてきた住所のマンションのインターホンを押すと

『は〜い、どうぞ〜!』と彼女の声。



緊張する。



なんだこの緊張感は。



そして部屋に招き入れてもらった。



『お邪魔しま〜す。うわぁ〜、とんねるずさんの番組に出ていた部屋だ!笑』



と、素人みたいな感想を言う。



なぜかソファが向かい合って2つあり(ひとつは番組で“買わされた”ソファ)



向かい合う形で座り、談笑をする。



仕事の話がほとんどだったと思うが、

なんせ僕は気が気がじゃ無い。



明らかに彼女にもそれが伝わっていた。



僕はふと、切り出した。



僕『お気づきでしょうけど、僕は山﨑さんが好きです。身の程もわきまえてます。わきまえた上で言いますが、好きなので付き合ってください。』



彼女も口を開く。



『私も好きですけど、もう30歳になりますし、将来を考えなきゃいけないし、どうすればいいかわかりません。』



こんな感じだったはずだ。



僕は続ける。

『これ、吉本の今月の給料明細です。10万円も貰ってません。その上、今は忙しくなってきたのでバイトなんか出来ません。

でもこれを見てください。僕の貯金通帳です。

貯金が100万円あります。』


彼女は頭がいいのですぐに理解をする。


『計画的に貯金出来る人じゃないとこんな事にはならないですね!笑

借金はありますか?』


僕『ありません。した事も無いです』


彼女『ギャンブルはしますか?』


僕『しません。変な宗教にも入ってません。タバコも吸いません。けど、合コンとかはめっちゃしてます!』


彼女『芸人さんですもんね。笑

聞きたいことを全部教えてくれてありがとうございます!笑。』


僕『それと、僕は、自分が世の中に認知されずに芸人生活を終える姿が想像出来ません。根拠はないけど、芸事でご飯を食べられて、どれくらいかはわからないけど“売れる”自信はあります。

だから、付き合ってみても、いいかと!!!』



彼女は、笑っていた。



しばらく笑ってから


『考えさせて下さい!でも、凄く嬉しいです』



と口にした。



そしてまた少し時が経った頃に2人で会い



彼女は

『どうぞ、宜しくお願いします!』と



僕の告白を受け入れてくれた。



後に聞いた話だが、彼女にとって


僕の“あの日の行動”は、とてつもなく衝撃的だったらしい。



それまで、

華の女性アナウンサーである彼女にアプローチをかける男性は


なるべく自分を良く、大きく見せようとする方がほとんどで


ましてや、絶対に見せたくないであろう“全然稼げていない事実”を伝えた上で、


根拠のない自信をキラキラした目で語る様な奴は出会ったことがなかった。


そんな僕に、とてつもなく面食らったとのこと。



ただ、芸事を頑張らなきゃいけない時のために貯金をしておく計画性があることが大きかった


とも言っていた。



こうして僕らは、交際をスタートする事となった。



もちろん、誰にも秘密での交際スタートとなる。



さて次回は 〜悪夢と決断編〜です。



そうです、、、あの出来事です。笑



引き続き、要チェックやで!